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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■ファシリテーターっていう呼称は、ある意味、どうでもいいんだと思うけど

ファシリテーターっていう呼称は、ある意味、どうでもいいんだと思うけど


 「ファシリテーター」って何かな。
 促進する人…場をつくる人…なんの?なんのために?ってことでもある。

 ファシリテーターの青木さんは「ファシリテーターの根っこを育む」、として
「問う」「待つ」「きく」
の3本をまずは柱にあげていた。


 まずは、この3つの柱を、どんどん根っこのように地中深く張り巡らせ続け、絡ませながら、地上に出ている木、葉に栄養を供給し続けていく、そんなメタファーを今思い描きます。

 そして、(植物だから)誰かに、ちょっと寄与する。うん、ちょっとでいい。

 だから、誰もが誰かに影響を与えている存在だから、そういう意味では、誰もが「ファシリテーター」であるなあ。

 

 だけど…。それを前提にした上で、

ファシリテーター」と強く特化して言う場合には。そこに誰かの「決断」に寄り添う?促す?何かしらのパワーが必要かな、と感じる。


 生き方モデル?

 

「よし、こうしてみようか」
みたいな。この人(たち)に問うてもらった、待ってもらえた、きいてもらえた、そんな物語かなあ?
 そして、自分で自分の決断ができる、そんな環境をその場のみんなでつくる。そのためにスキル「も」使う。自然にでてくるスキルでもあるから、後付けみたいなものでもあるか…?


 スキルは「枝葉」。目に見える部分。枝葉に栄養をおくる「根っこ」を太く広く張り巡らせる努力をしないといけないよね。使いこなすための根っこ?


 根っこはある意味「つよさ」でもあるかな。静かなパワー。
そして「つよさ」がないと、他者をエンパワーすることもできないよな…。

んー?
「つよさ」の中身は何かな…。

 目的をもつ、願いをもつ、思いをもつ
 だから、他者のそれにも敏感である
 ゴールを見失わないつよさ?
 ときには、休む、一旦にげるつよさ
 再スタートできるつよさ

 自分自身が自分をちゃんと生きるってことだな…。根っこ、だもの。
 「自分で決める」を手放さないこと。

 

 結局「自分」だなー、堂々巡り。

 

 修行だな…。

 

 

 

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