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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■思考じゃなくて、まずは感情なんだな

■思考じゃなくて、まずは感情なんだな


 何が正しいとか、誤りとか。
 こっちがいいとかあっちがいいとか。
 こうあるべき、あああるべきとか。
 この方法がいいとか、あの方法じゃだめだとか。

 考えなくてはならないことは身の周りにたくさんあり判断もしなくちゃいけないんだけど。

 でも。


 うれしいとか、悲しいとか
 面白いとか、残念とか。
 楽しいとか、苦しいとか。
 頭にきたとか、悔しいとか。
「ありがとう!」とか「ごめんなさい」とか。
 もっと、もっと。何度も何度も。

 


 そんな感情のやりとりがちゃんとできていることが、まずは大切なんだな…と思った。
 それさえあれば、「隣のあなた」とちゃんと一緒にやっていける。
 必ずやっていける。


 教室でも学校でも、職員室でも、いろんな組織でも、そんな感情の共有を毎日毎日、そのメンバーで行うこと。
 それ、むっちゃ大事だなー。

 
 私たち、教員同士も、教員と子どもたちとも、保護者の方々とも。
 結局そこなんだと。

 
 学校が劇的によくなるには、「研修」じゃなくて、毎日お互いに「ありがとう!」を伝え合うとか、楽しかった話、面白かった話、悔しかった、悲しかった…そんな話を大人も子どももみんなですればいいんだよね、と思っている。


 そして、その「成果」なんて、数字なんかで出す必要はないわけで。

 1日、そこに身を置いてみて、心地よかったら、それでいいじゃん?って感じだな~。

 

 

 

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