次の場所へ行こう

本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■それぞれの「リズム」

■それぞれの「リズム」

 

 誰にでもその人固有の「リズム」がある。
 そして、その人の中でもまた、その日その日にリズムが違う(リズムがよいとか悪いとかも含めて)こともある。

 いいリズムの時は気分がよく、やる気が出てきたりどんどんはかどったりする。その反対のときは…、ですね。


 ついつい自分のリズムを中心にものごとを考えてしまいがちだけど、相手にもリズムがあることを分かっているだけで、見え方は全然違うなあ…と感じます。自分のリズムを大切にしてほしかったら、相手のそれも大切にしなくちゃね、ってこと。
 自分のリズムに合わせてもらったら
「ありがとう」
だったり
「今度の時は、君のリズムに合わせるからね」
だったりするわけで。
「君にもリズムがあることを分かっているよ」
ということを伝えるだけでも十分な時だってある。


 お互いのリズムが実はある、ってことを意識するだけで全然変わってくるな、と思います。


「時間だから」「ルールだから」だけでブツブツ切るようなことばかりではいけない。子どもたちを見ているときは、実はその子のリズムを感じ取っていることが多いかな、と思う。(あ、今は…)
(あ、今、このタイミングだな…)
とか。

 だから、敢えて(?笑)ぼーーーっとその場にいることを意識していることもある。そうしているとふっと自分のスイッチが入る瞬間を感じられた時は、かなりうれしい。


 自分が何かしなきゃ、何かしなきゃ…ばかりを考えていると、相手のリズムを感じる感度はかなり下がっているんだな…。


 うんうん、だから、ぼーーーーっとしていよう笑。

 

f:id:motoryou:20200202110922j:plain