「てつがくおしゃべりカード」で、子どもたちと対話の時間。
ひいたカードは「おしおきって何かの役に立つ?」。
「立ちませんね」
とある子は即答。
「へえ。もう少し聞かせてくれる?」
ってまたしばらくやりとり。
実に面白かった。
「おしおき」って言葉、意味的には「刑罰」っていうのもあるけど、「子どもや動物へのしつけ」みたいな意味合いで使われることもある、とのこと。(辞書的に)
正義と悪…みたいな位置付けになりやすい言葉だな、というのが私の印象。それも「正義」に立つ側が一方的意にジャッジし実行するみたいな。そこに意思疎通も相手に対する配慮もあまりない感じ。
この後も、しばらく「おしおき」談義。
「結局、いやな思いをするだけじゃないですか?」
「悲しんで終わる、その繰り返しになってしまう。」
子どもたちの言葉、受け止めたいな。
「因みに、『おしおき』って何のためにするんだろうね?」
って話も一緒に。
「ところでそれって効果はあるのか?」
って話も。