次の場所へ行こう

本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■教室、学校と「まちづくり」 ~気仙沼はあつい!~

■教室、学校と「まちづくり」 ~気仙沼はあつい!~


 東北まちづくりオフサイトミーティングin気仙沼に参加させていただきました。

 「気仙沼、あついな、元気だなあ!」
と感じて帰ってきました。


 市役所の職員の方々始め、行政関係の方と一般市民、青年層、高校生までが一緒のこの時間。そして、その一人ひとりが気仙沼の面白さやこれからについてあれこれお話をされる、そんな会場の雰囲気に浸ってきました。


 ほんと、気仙沼、面白い!

 

 「地域の社会課題の解決なくして、復興無し」
 「『ひと』を中心にまちを作り直す!、ここを大切にしたい。」
 「こんな市にしたい、なんて市長や政治家が言うようなことかもしれないけどね笑」
とおっしゃっていましたが。


 でも、一市民が、「こう言う市にしたい」と発信できることがとても大切だと私は感じます。市民一人一人が「こんな市にしたいよね、なるといいよね」を語れることが、主体的に参画することなんだと思います。それはそんなに大きなことじゃなくてもよくて。

 「こんなことしたいよね。」
「ここがこういう場だといいよね」
「こんな面白い場所があったし、こういう面白い人がいるよね。もっと知ってほしいよね」

 まあ、そんな自分の生活を中心にした一人ひとりの「~たい」が大事にされる、大事にしていい「雰囲気」。
 それをみんなで創る、って感じかな。温かさと寛容さ。失敗OKミスOKな雰囲気?

 
 学校で考えれば、そこに居るのは子どもであり、コミュニティの未来をつくる宝、なんだな、と思います。だったら、教室、学校でどんな体験や学びを積み上げていけばいいのか、積み上げて欲しいのか、そんなことも含めてもっと多くの方々と語り合ったり、協働して楽しいことをいろいろやってみたいな、と感じました。

 

「『子ども』を中心に教室、学校をデザインする」これが、「まちづくり」と実は一緒なんだな。

 


 スタッフの皆さん、ありがとうございました。

 

f:id:motoryou:20220320083840j:plain