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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■「真ん中にする」のは

■「真ん中にする」のは

 今日は、イエナプラン教育協会宮城チーム11月例会。
 今回のテーマは「『子どもが真ん中』とは?を考える」みたいな感じ。
 
 参加者の方々とたくさん話し、考えたけど、行き着いたところは「子どもを真ん中にする」(「大人(教師)が」「子どもを」真ん中にする)ということではないな…ってこと。

 大人子どもに関わらず、一人ひとりがお互いを大事にすることであり、その一人一人は自立する、ってこと。自立した一人ひとりがお互いを大事にすることで、結果、一人ひとりが「自分が中心」(自分を大切にできている)を実感できることじゃないのかな?と。

 それは「自分が誰かの役に立ててうれしい」も含まれているわけで。
 その感情は、多くはやがて「しごと」というものになって行くんじゃないかな…。

 
 今回の例会で、私がキーワードとしてメモしたものは「自立」「関係性」「居場所」「言語化」「受け取る、聴く」「本音」「待つ」ってところ。
 
 自分があって相手がある、相手があって自分がある、そのことをお互いが分かっていたり、分かろうとしていたり。そんな関係性が「○○が中心」ってことじゃないかな…ってこと。

 その○○には「自分」が入っていいんだと思います。

 誰もが「自分が中心」。それでいいんだよ、ってお互いで分かって居る状態。

 

 一人の人間として、他者と向き合う勇気とか覚悟でもあるなあ、と感じたのでした。

 

 

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