新しい年度が、または始まります。
新しい立場、新しいチャレンジ、新しい仲間。いろんな新しいが始まる感じ。
そんな中で、同時に起こるのが
「前はどうしていたの?」
「前のやり方は?」
「他のところでは?」
その気持ちも分からなくもないんですが。
でも「やり方」(それも、それがほんとうによいのかどうかの吟味も不十分なまま)を「前は…」「他のところでは…」のようにHOW TOから入ってしまっては、残念。
「主体的」とか「対話的」とか子どもに伝えるのであれば、まず私たちの願いや思いからスタートして、そこから自分たちのHOW TOを探したいよね、それ自体をみんなで「探究」したいな、って思う。
私たち教員は、子どもから学び、同僚からも学ぶ、地域・社会からも学ぶ。そんな「学ぶこと」のスペシャリストなんだから。
4月のスタート。
いきなりHOW TOから入ってしまうと、私たちの探究のドアもいきなり閉まってしまいます。
「ねえ、どうしたい?」
「どうなるといい?」
「願いは何かというと…」
そんなところから、子どもたちや同僚の方々とスタートしたい。