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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

「どの子どももどの大人も」

 昨日は、日本イエナプラン教育協会宮城サークルの定例学習会でした。

 学校の教員だけでない、様々な立場の方も参加してくれてうれしい。

 

 今回は、

「再び、大元に立ち戻ろう」企画、「20の原則を読んで話す」その1。

 

 原則1

 「どんな人でも、世界にたった一人しかいない人です。つまり、どの子どももどの大人も一人一人がほかの人や物によっては取り換えることのできない、かけがえのない価値を持っています。」

 

 唯一無二、ってこと。

 

 当たり前といえば当たり前なんですが、当たり前なものやことほど、ちゃんと意識していないと当たり前ではなくなってしまうんだよなあ、と思います。

 

 他者がいるから自分がいる、ってことでもあります。「たった一人しかいない人」も他者がいるから、ってことでもあって。

 自分も他者も、それぞれが「かけがえのない自分」であるわけですね。

 

 だから自分をまず大事にしていい。その上で、他者も大事にする。自分を大事にするために、他者を大事にする、でもあります。

 

 「自立と共生」はセット。どっちかが先でどっちかが後でもなくて。

 その間をつないで、バランスをとるのに大きな役割を果たすのが、やっぱり「対話」なんだよな、と思う、昨日の学習会でした。

 

「どんな人でも、世界にたった一人しかいない人です。つまり、どの子どももどの大人も一人一人がほかの人や物によっては取り換えることのできない、かけがえのない価値を持っています。」(原則1)

 

 「どの子どももどの大人も」なんですよね。