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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

本とおしゃべり

 クラスでは、ほぼ毎朝読み聞かせを行っています。

読み「聞かせ」といっても、少人数の学級なので、途中であれこれ子どもたちも口を挟むので、「読みおしゃべり」みたいになりますが。

 

 これがなかなか面白い。

 

 この間読んだのは「みみずのふしぎ」

www.poplar.co.jp

 

 この中に、ミミズのふんに関する部分があります。写真を見て子どもたちが言うには

「あ!これ!校庭にけっこうある!」

「うんうん!あるよね!」

と。

 

 そうなのかー。

 

 それで、この間、別な用事で子どもたちと校庭に行ったときに、

「これですよ。これ!」

って見せてもらいました。

 

 おお、まさに、アレだ!

 

 そうこうしていると、

「あ、ショウリョウバッタの幼虫ですよ!」

とか

「わ!何か動いた!カナヘビ?」

なんてことになったり。

 

 (バッタの本は以前みんなと読んだな…)

カナヘビの本はいずれ…だな)

 

 そんなふうにつながっていくし、子どもたちがつなげていったり。

 そういうのが、楽しいんだよね。

 

 

 生活と本との間を行ったり来たり。そこにおしゃべり、対話。