「自分だけでできない」、は当たり前のことですね。
自分だけでできることは、ごくごく自分の身の周りのことだけ。
だから、
「なんだ、自分だけでできないことにがっかりすることなんかないってことかー」
と思うと楽になります。
「誰かと一緒にやる」
が実は楽しい。自分だけでやる、なんてつまらないことですよね、考えてみれば。
「自分だけでできることじゃないから…」
と少々がっかりトーンで感じてしまうことも実のところあったりします。人によって思いや考え、その背景が異なるので、すぐに
「いいですね!一緒にやりましょう!」
にはなりません。
思いや考えの違いは、時にぶつかり合います。
しかし、そのほうが健全とも言えるかな、とも感じます。(その場にいるとなかなか、なときもあるんですが)
自分にもあるように、他者にも「~たい」がある。自分の「~たい」と他者の「~たい」の一致点を見出して次のサイクルを回していければ、多くの人と「一緒につくる」ことができそうです。
「どうしたいですか?」「どうなるといいです?」
「なるほど、では、どうするといいかなー…?」
「じゃあ、今回はこんな感じではどうでしょう?」
「うまくなかったら、また考えましょう(^^)」
「問う、まつ、きく」について、あれこれ考える機会の多かった昨年末。
「自分だけではできない」のも事実。しかし、「自分ができることもある」もまたそう。
子どもでも大人でも、それぞれに「~たい」があり、そこにエネルギーが発揮できるもの。
「一緒につくる」って実は、それぞれの「~たい」を重ね合わせるプロジェクトってことかな。
「自分は…」も持ちながら、「あなたは?」って問う、そこから始めたいな。
「自分だけでできない」は、みんなとならできるってことだなー。