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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■コミュニケーションについて、1周廻って感じたこと

■コミュニケーションについて、1周廻って感じたこと

 

 昨日は、あっちこっち動いていたら、いろんな人に出会えた。

 

 会いたい、と思って会えた人、

(え?なんでここにいるの!?)

って形で会えた人、

会えた人とのつながりで、新しいつながりや共通点が見つかった人、などなど。

 

 子どもから大人まで。

 

 その中の一人の方と話しながら

(あ、そうか)

って気が付いたことは、大事なことは

「相手のフィールドで会う、話す、一緒に何かをしてみる」

ってことなんだな…ってこと。

 

 いったん「アウェイ」(この表現はなんかはまらないけど、一番近そうなのがこの言葉かな?と思ったので)の立場、環境でファーストコンタクトをとるってこと。

 

 

 それが、あなたに関心がある、あなたの話が聴きたい、の具体的な表れになっているんだな、と思う。

 

 コミュニケーション。

 

 内田樹さんは、「街場の共同体論」の中で、コミュニケーション能力を

◯つまり、コミュニケーション能力とは、コミュニケーションを円滑に進めるため力ではなく、コミュニケーションが不調に陥った時に、そこから抜け出すための能力だということです。166
◯ふつうはしないことをあえてする、ということ。
 
と述べています。
 
 
 ある程度の壁を「よいしょ」って乗り越える、その一歩の動きをするかしないか、そういうことだなー、とあらためて感じます。
 
 それがホワイトボード・ミーティング®でいう「好意的な関心の態度」とも、私にとっては丸かぶりなことに気が付くのです。