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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。社会教育士。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。https://note.com/bandai_gradation/

自転車に乗る子どもたち

  ある方と話をしていて。

 

 

「最近、自転車で遊びに出るようになって。」

「友達とも何人かで集まって、連れだって自転車で。」

 

「そうしたら、地区のお年寄りが『生きてるうちに、子どもが何人も自転車でここ、走る姿なんて見られると思わなかった…』って言ってて…」

 

 

 私だって、その自転車の話を聞いて、ジーンとなったもの、そりゃあ、なる。

 

 だって、そこは以前から過疎化高齢化が進んでいて、そこにさらに震災による津波で大きな被害を受け、さらに人口が減ってしまったところ。

 そして、震災まえは、確かに子どもが自転車で走っていたんだもの。

 

 

 

 そこに、また、今、自転車で連れだって走る子どもの姿を想像すると。

 

 

 小さな芽が出ている、そんな気持ち。