「ちいかわ」
読んでみたくなったな。
言葉にすること、言葉で理解すること、伝えること。
それは大切だと思ってきたし、確かにそうだと思うけど。
でも、ここで言われているように、自分の感情なんて正確に言葉で表すことなんて実はできない、ということにはっとさせられる感覚。
言葉はあくまで記号みたいなもんで、あくまで感情の「劣化版」でしかないかもしれない。そして、それの受け手だって、「劣化版」である言葉を受け取ってさらにそこから理解をしようとするんだから、そう考えると、
(それっていったい伝わるのかな?)レベルになりそう…。
だから、「伝える」ってことよりも「受け取ろうとする」「~こうだったのかな?」っていう「手を差し伸べるコミュニケーション」がいるってことでもあるんだろうな、はちわれ、みたいな。
テストの点数には表れてこない、こういう「国語力」ってあるんじゃないかな?いわゆる教科としての「国語」をぐっと飛び越えた、もっと包括するような国語のちから、みたいなもの。
そういう目で考えて見ると、教科の「国語」だって、扱い方がぐっと変わってきそうだな、と感じる。