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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■ベーゴマ遊び

■ベーゴマ遊び

 今、教室でベーゴマ遊びをやっています。

 「チッチーの、チッ!」
って感じで、3,4人で集まって勝負できるようになってきました。

 ベーゴマを教室に持ち込むようになってけっこうになる。私なりに、なんでベーゴマか…を考えるに

①簡単には回せない。(だから回せるようになると嬉しい)
②何人もで遊べる。(自然と群れてくる。)
③「床」という固定された場がある。
④うまく回せたり、回せなかったりする。そして勝ったり負けたりする。(いつもうまくいくとは限らない。そしてうまくいくこともある。そんな経験値の積み上げができる。)
⑤お互いにかけ声をかけ、タイミングを合わせようとする。(気持ちを揃えようとする緊張感を味わいながら)
⑥教室でも手軽にできる。
  
 そんな良さを感じて居ます。(もちろんベーゴマだけに特化したことではないのですが)


 「え?これってどうやって回すの?」
がベーゴマとの最初の出会いになるのですが、そこから、回せるようになったり、自分で紐を巻けるようになったり、最後は床の上に載せられるようになったりする、そのプロセス自体がいい「あそび」になるなあ、と私は感じています。         
 いろんな学年や先生たちも混ざってきて、なかなか盛り上がります。
  「チッチーの、チッ!」
で、うまくいけば3~4個のベーゴマが床の上をぶーんと音を立てながら旋回し、ぶつかり合う様子をじっと見ながら
「おお!」
「よし!いけーーーー!」
時に、はじき出されて
「うわ!なんとーー」
「イェーイ!」
「よっしゃーー!」
とか。


 上手になってきた子が、
「先生、回すのに力はいらないんですよ、こうやって、すっ!って感じですよー」
て、加わり始め・練習中の先生にアドバイスしている姿を見るのもなかなかいいものです。(^^)