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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■「いる」と「する」

■「いる」と「する」

 また、この本を開きたくなってきた。
  https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/106574

 これだから、積読が一向に減らないわけだ。

 

 

引用
「『いる』がつらくなると、『する』を始める。逆に言うならば、『いる』ためには、その場に慣れ、そこにいる人たちに安心して、身を委ねられないといけない。』」

 

 


 この前、ある方と話をしていて
「『粘り強い』っている?」
って話になった。

 一般的に、学校の先生が好きな言葉の一つ、「粘り強い」。
 その価値は、否定はしないけど。

「でも、粘り強くなくてもいいよね」
とは思う。いつもいつも、何でもそうはなれるわけがない。

 そこに絶対的な価値を起きがち、それも「自分の価値観ベース」になってしまうこともあったり。

 そこに「居る」ことができたら、それはもうすでに十分なんじゃないか、「その先」はちゃんとあるよ、と思う。

 

 

 そういえば、震災直後、私たちは「居る」ことの価値をあれほど感じていたんじゃないか。