■「いる」と「する」
また、この本を開きたくなってきた。
https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/106574
これだから、積読が一向に減らないわけだ。
引用
「『いる』がつらくなると、『する』を始める。逆に言うならば、『いる』ためには、その場に慣れ、そこにいる人たちに安心して、身を委ねられないといけない。』」
この前、ある方と話をしていて
「『粘り強い』っている?」
って話になった。
一般的に、学校の先生が好きな言葉の一つ、「粘り強い」。
その価値は、否定はしないけど。
「でも、粘り強くなくてもいいよね」
とは思う。いつもいつも、何でもそうはなれるわけがない。
そこに絶対的な価値を起きがち、それも「自分の価値観ベース」になってしまうこともあったり。
そこに「居る」ことができたら、それはもうすでに十分なんじゃないか、「その先」はちゃんとあるよ、と思う。
そういえば、震災直後、私たちは「居る」ことの価値をあれほど感じていたんじゃないか。