■知れば知るほど、知らないことに気が付く
今、集中的に「社会教育」について学べる機会をいただいている。
ずっと興味がある分野だった。
今回学んでいて、フォーマル教育が学校教育だとしたら、どちらというと、ノンフォーマル的なアプローチが性に合っていて、実際にそんな感じでやっている私なんだな…と気付いたり。
そうとなると、「地域学校協働活動」なんかでは、その橋渡し的なことをするのにはけっこう丁度いいんじゃないか?なんて感じたりもする。
しかし、こうして集中的にインプットの多い期間を過ごし新しいことを知ると、
(いやあ…見えていなかったことだらけだなあ…)
と思うことが多いこと、多いこと。
例えていうならば、月をいつも同じ方向から見ているみたいなもの。見えない、見えていない部分があるんだろうなあ…とうすうす感じてはいても、その「見えていない部分」に何があって、どんなことが起こっているか、にまでは意識が向けてられていない、そんな感じ。
感覚だけでなんとなくやっていると、「見える世界」がすべてだと思い込んでしまうな…とあらためて気付く次第。
「見えていないものがある」が多いことが分かることも貴重。
同時に、頭でっかちだったり仕組みやシステムに縛られすぎても身動きとれなくなることも、それこそ感覚的に気付いている今。
どっちかに偏ってはいかん、というごくごく当たり前のことに立ち戻るんだけど、とにかく、こうして集中的にインプットしストックできる環境においてもらえたことを感謝したい。
自分の中の感覚的なものと照合させながら
(これは、どこにあてはまる?)
(これは見えて無かった視点だ、ラッキー!)
などなど、楽しんで学んでいきたい。
時間をちょっとかけて、ぐるぐる周り消化不良のさまざまが、自分の中のどこにはまっていくのかを、楽しみに見ていたいな、と思う。