次の場所へ行こう

本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。社会教育士。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。https://note.com/bandai_gradation/

■もともとあるよ、から始めたい。

■もともとあるよ、から始めたい。

 

 「学力」なんて、それを付けさせよう、付けさせようとすればするほど、それとは反対の方向にいきそうな気がするんだけどな。

 

 そもそもそういうのって(後付けのものであるならば)、自分が望んで獲得しようとしないと身に付かないだろうし。

 それに、いわゆる「○○力」なんてものも、その実体は誰かの考えるソレでしかない気がするし、そこに合わせないといけないものでもない。

 

 だいたい、そもそも、はじめっからあるもの。発揮できるかできないか、発揮したいと思うか思わないか、だけな気がするなー。

 

 まだ足りない、まだ足りない、と言われてたたかれて、そんな中で「学力」なんてねえ?

 面白いと思ったこと、やってみたいと思ったこと、そんなことを自分の考えで何度も試行錯誤できる時間と環境があればいいんじゃないかな。

 

 「足りなくない、もともとあるよ」

 そこから始めたい。比べるものでもないんだから。