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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■運動会と言えば、徒競走?

 運動会の練習中。

 運動会と言えば、徒競走?って思う人はきっと少なくないだろうなあ…と思う。だから、なかなかなくす、って選択には今のところなりにくいんだけど。

 

 今日は徒競走の練習。学年もバラバラ、走りたい人同士で声を掛け合って3~4人で走る、そんな感じ。本番は当日くじびき。

 

 1年生と6年生が一緒の組みになる、なんてこともある。

 そんな学年差があるか、どうかは別にして、スタートラインも自分たちで決めて楽しんでいるのがいいな、と思う。

 

 「自分たちが、一番おもしろいんじゃない?、って思うスタートラインを自分たちで決めてね。」

 ってことを伝えて。

 

 速い子がぐっとスタートラインを下げていると、もう、スタートのコールだけで盛り上がる。

 ここかな、このぐらい?とスタートラインの辺りで、子どもたちがアイコンタクトとかでやりとりするのもまた面白い。時々、私も

「おいおーい、○君、もうちょっと後ろからいけるんじゃなーい?笑」

なんていうと

「えーーーーー!」

なんていいながら二歩くらい下がるのもご愛敬。

 

 それぞれの「楽しい」は違うから、そこのバランスの取り合うのもいいんじゃないかな。

 

 (だいたい、なんで人前で競走させられなきゃいけないのさ…)

っていう考えだって、きっとあるんだろうってことも想像の中に入れておきたいと思う。

 その上で、「徒競走」をどう捉えるか、そんなことを考えている。みんなが

「徒競走、面白かった!」

って思えるには、どうだといいのかな。

 

 子どもたちとまたまた相談だなー。