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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

「心理的応急処置」って

 本日は、この研修を選んで参加。

 子どもは夏季休業中なので、この間には自分で選ぶ研修にも参加しやすい。大人も「夏だからこそできる学び」をしないとねー。

 

 ってことで、今日はこれに。

https://www.savechildren.or.jp/lp/pfa/

 

心理的応急処置」ってはじめて聞く言葉。Save the Chiidrenといえば、震災時にお世話になった団体でもある。

 

 (ホワイトボード・ミーティング®を中心としたファシリテーションスキルやカウンセリングマインドともきっとつながっていくんじゃないかな?)

という見立てのもと、そのつながりを自分の中で付けられたらいいな、と思っての参加。それに、

(きっと参加者も教員だけで無いはず。様々な子ども支援団体関連の方がいるはず)

とも思って(それは思った通りでした。教員も校種は様々)。教員以外の方からの学びはとても大きいのは、もう経験済み。

 

 一日を通して、ロールプレイと対話を繰り返しながらのプログラム。状況を理解・把握しながらアセスメントをグループメンバーと交流するのですが、どの方のそれも

(なるほど…、そういう見立てもできるな…)

と思うものばかり。本当に様々な角度から分析しているなあ、と学ばされます。

 

 (こんな先生がたくさんいるんだから、学校ってもっと安定するんじゃないの?不登校状態になる子ももっと少なくてもいいんじゃないかなあ?)

と思うくらいです。

 

 とは言え。

 

 話に聞くと、職場ではこんなに対話を重ねながらお互いのアセスメントを交流する時間はほとんどないとのこと。それじゃあ、なかなかお互いのその力は発揮しづらいかも知れません。

 

 PFA

 

 もちろんですが、対象は子どもだけに限らないなあ、と感じます。「準備・見る・聴く・つなげる」の行動原則を理解し、それぞれがお互いのちからを信じ、回復をサポートし合う関係を育み合う関係をつなぎ直すこと。

 

 そんなことを、意図的に行っていく、そんなイメージを新たにしました。子どもも大人も同じ。やってみて対話して、またやっての繰り返し。