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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■小さい学校のよさ。

 先日、あるラジオで

「そもそも、同じ年齢の子どもが一緒に何十人も同じ教室にいることが、考えてみれば不自然だよね」

「世の中ではそんなシチュエーション、ほとんど無いしね」

って話題になっていました。

 

(そうだよね)

と思いつつ

(あれ?、でもそんな状況って、ここしばらく味わってないな…)

と思い直しました。

 

 今の学校は、そもそも複式学級ですし、なんだかんだいって全校1~6年でごちゃごちゃ一緒に活動する時間はたくさんあるし、休み時間はあちこちの教室に子どもたち出入りしているしってことで、同い年の子たちだけで集まる場ってそもそも、ない…。

 

 前任校も似たような感じでしたし。

 

 異年齢がデフォルト。

 

 だから、はじめから「お互いが違うでしょ」が前提になっています。

 

 子どもたちがお互いに寛容なのは、そんな背景があるからなんですね。

 

 小さい学校のよさ。