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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■「個の時代」か…。

 いろんなところで「今後は『個の時代』になる」と言われてます。」

 少なくとも、私のアンテナには、そんな話が多くキャッチされます。

voicy.jp

 

 誰かと同じように、ではなくて、誰もが自分の色をだして活かして行く、そんな感じなのかな。

 

 みんなと一緒、みんなと同じように、の時代はもう終わり。

 高度経済成長期はもうとっくに終わり、ってことでしょう。

 

 しごとも、企業ブランドに任せていれば安心、ってことでもなくなってきましたし。

 「あなたにこの仕事をたのみたい」「あなただから、お願いしたい」になってくるのかな。

 

 

www.diamond.co.jp

 フリーエージェント

 

 確かに、最近の私なんかは、可能であれば知っている方、その方の人となりが分かっている方から買える者は買っているなあ。

 品質も安心できるし、自分自身のナラティブもあるし。たとえ少々高かったとしても、それ込みで、買います 

 

 

 関係性の中で、消費行動も選択している、その割合は以前より確実に増えています。

 

 

 未来はどうなるか、私には分かりません。でも、情報が多ければ多くなっていくほど、身近な肌感覚の情報が価値があり、そこに安心感を持つんじゃないかな、と思います。

 

 人と人との関係性、信頼感の中で、ものが動く。

 

 「あなたにこそ」「あなただから」でしごとが任される時代。

一人ひとりの「個」が際だって、そこで関係が紡がれる。

 

 学校の子どもたちにだって、自分の物差しで生きていけるよ、って。だから、誰かとの比較じゃなくて、自分で自分を磨いて行こうよ、いろんな方々と関わり合ってふれ合って、対話しながら。

 

 そんなことを考えたなー。