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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■次年度計画全体会ワークショップ

■次年度計画全体会ワークショップ

 新学期が始まりました。
 
 3学期に入ったので、次年度の計画づくりもスタートです。今日の会議は、そのためのワークショップ。

 チェックインは「冬休みどうだった?」というテーマでグループトーク


 そのあとは、校長先生が次年度の「学校経営全体構想」をプレゼン。
 それをもとに、私たちそれぞれが「問い」を立てて、3~4人でグループをつくり、対話をするスタイル。
 

 プレゼンを聞くだけだと、ともすると言葉だけが頭の上を通り過ぎてしまい、なんとなく「分かった気」になってしまいがちかな?と思ったので。
 自分で「問い」を出して、それを仲間と一緒に、あれこれやりとりすることで、抽象的な言葉を自分たちに引き寄せて考えられたらいいなと思ったのです。
 それぞれが出した「問い」をみんなで話し、聴き合う、確かめ合う。十分ではなかったかも知れませんが、そういう時間がもてたことはよかったかな、と思います。
 若い先生も含めて、それぞれが「学校経営全体構想」というテーマでたくさん「話す、聴く」ができたこともよかったかな。

 「まず、何でもいいから、自分で問いを出して話してみた、っていうのが良かったんじゃない?」
と参加した先生からもフィードバックをいただきました。良い時間になっていればうれしい。


 「学校経営全体構想」は、次年度計画作成のための大元の大元のところ。抽象的な言葉をなるべく具体的なイメージに変換もできるようにする、なる、エピソードと紐づける。そのことを通して、「学校教育目標」の理解度をそれぞれが深める、深まる…。そんな感じになっていくといいんだけど。
 会議もまた、私たちのよいコミュニケーションの場になるといいなという願い。

 

 会議の終わりは、グループごとのミニプレゼン「こんな話になりました!」、で終了。

 

 そうだそうだ、チェックインの話の中では、私とある先生の、冬休みに見た映画、が2本も被っていたことがわかりました。そんなことも会議の中で分かる、なんていうのも面白いな、と思いました。