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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■かつての「子どもたち」の成人式

■かつての「子どもたち」の成人式

 

 成人式に参列。

 実行委員の皆さんから、成人式へのご案内をいただき出席してきました。
 新成人は、5年生の時に受け持ちをさせて「子どもたち」です。

 前日から、当時の学級通信を引っ張り出して、
(ああ、そうだったそうだった…)
(こんなことを考えて、こんなことをしていたんだな…)
と懐かしく思い出しました。

 今の自分のスタンスの基本は、もうこの頃からだったんだ、とあらためて確かめる時間でもありました。


 さて、会場に向かうも、なぜか、とてもドキドキします。なぜかは、よく分からないのです。もう、「せんせい」と「子ども」という立場で会うわけではないからでしょうか?よく分かりません…。とても緊張して、会場の駐車場に車を入れても、しばらく降りないでいて、結局式典が始まる5分前にやっと入る有様です。


 ですから、会場では新成人の彼ら(いくつかの中学校出身が集まっているので)がどこに居るのかも分からず、ただ後ろ姿を見るのみ…。


 式典が終わって、会場の出口をところを歩いていたら、
「もっちゃーん!」
と声を掛けてくれた「子ども」がいて、それで緊張が解けた感じ…。
 そこから、当時の「子どもたち」が来てくれて。
 ありがたや、です。
 
 変わってないなあ、とも思い、変わったなあ、とも思い。その両方で嬉しい時間でした。
 それぞれが自分の道を歩いていることが感じられ、やっぱり嬉しい。

 
 教員ってやっぱり幸せなしごとだよな…と思いました。
 
 これからも、応援したいな。 


 「新成人の皆さんと、恩師の方々の集合写真を撮りまーす」
なんてアナウンスがあったんだけど、ちょっとそれはな…と思って遠慮しました笑。

 そういうのは、ちょっと苦手。