■「今とこれからにとってもっともよいことを考え」 こども基本法
先日、仲間が、
「『こども基本法』&『こども大綱』を読み合わせる会」というのをオンラインで開いてくれました。
こういうことを、さっと、やってしまう、そんなところが本当にリスペクトなんだなあ…。
彼のおかげで、そこにあまり注意が向いていなかった自分も、触れて考える機会になったこと、本当に感謝感謝です。
法律文を読む、読み合って話し合う、のがなかなか。
モヤモヤがたくさん生まれたけれど、それは、抱えておくことでまた何か新しい気付きを生んでくれる種になるだろうことを、自分に期待したい。
モヤモヤを置いておこう。
きっと、あとからいろんなところで
(ああ…)
ってつながる時が来るだろう、それが楽しい。
「こどもや若者の今とこれからにとってもっともよいことを考え、日本の社会全体で取り組むための…」
って言葉が出てきます。
「今」にとってもっともよいこと…。
これ、大切だけど案外、「学校」って場ではないがしろにされてしまうことがあったりするのでは?なんて思いました。学校ってある面、「目標」「計画」「実行」「評価(振り返り」が基本のシステムだから、「これから」が優先されている気がします。
でも「今」なんだよな~、って私は思っています。今もっともよい(やりたい、みたい、こうしたい…)も「これから」と同じくらい(本音ではそれ以上)大切、そこで「楽しい」を感じてそれが積み上がっていったさきに、「これから」の幸せもあると思っているから。
「目標」「計画」…がいらないとは思わないですが。そうではなくて、「こども基本法」にあるように、「今とこれからにとってもっともよいことを考え」合う、両方大切にする、それはつまり子どもの思いや考えを聞いて、一緒に考えること。
そうなるといいな、と本当に思います。
そこに、良好な人間関係を土台にした、対話あり。
プロセスをていねいにつくる。
法律でそうあるから、できる訳ではないから。