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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■お互いに話すこと、きくこと、笑うこと

■お互いに話すこと、きくこと、笑うこと

 

 新しい職場、3日目。

 3日目にして、近隣の学校にも行き、お話も伺えました。新年度ではあるけれど、新年度だからか、なかなかに大変な現場の様子もお聞きすることもできたし、その中でがんばっていらっしゃる先生方の様子も想像できる、そんな時間になりました。

 

 新しい職場は、今期新設されたばかりです。3人の小さな部署です。

 町の「教育再デザインセンター」という名称ですが、

「再デザイン、っていうのもいいけど、もう少し前向き感のある通称を考えてみようか~」

ってことで、今のところ私たちの間では「グラデーションセンター(通称)」って読んでいます。(^_^)

 

 

 今日は学校訪問ができましたが、昨日までは、着任式だったりご挨拶だったり、年度初めの会議だったり、となかなかカタイ時間の割合も高かったのです。

 とは言え、合間合間にメンバーでやっていたのは、

「対話がはずむ環境づくり」。

 

 仕事部屋として使われていなかった場所だったので、場の整理と一緒にやっていたのは「家具づくり」。

「そこに集まって話したくなるような、そんな場にしたいよね!」

というセンター長の思いで用意した家具。その組み立て作業がイコール、アクティビティです。

 

 作りながら、あーだこーだおしゃべりしたりする、それもまた楽しい。

 できたらできたで、そこに集ってその日や1週間の予定を立てたり、共有したり、簡単な振り返りをしたり。

 

 今日は、前を通りかかった町の方が

「ここは何?」

って感じで立ち寄ってくださり、おしゃべりもできました。

 階下の教育委員会の方も、ちらほら来てくださって、

「なんだ、なんだ?」

と。

 今日はそこで課長さんと円卓ミーティングもありました

なんとなくですが、気を張らずにおしゃべりしていってくださる感じ。

 

 円卓、角テーブル、ソファ、カラフルな椅子、そしてお茶。

 

 この場所が、だんだんとみんなが集まり、おしゃベりし、アイデアを出し合い、そしてお互いのことを知り合う、笑い合う…。

 そんな豊かなコミュニケーションの場になるといいよね、そしてそれが広がっていくといいよね。

 

 そんなふうにメンバーで願いをもって話し聴き合う、そんな3日目でした。

 センターの場づくりは、まだ途上。