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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■アイドリング5割増しの時間

■アイドリング5割増しの時間

 

 事情があって近くの児童館に短時間、お手伝い?に。

 

 教員じゃなくなって、子どもたちの中にいるのが、なかなか貴重な時間になっていたので、今日のこの時間をけっこう楽しみにしていました。

 

 50人近くの子どもたちの中に入るのは、実に久しぶり笑。

 前任校は、全校でも20人に満たなかったので。

 

 宿題をやっている子がいまして。

「この『書』って時、書くの面倒くさい~!!」

って言っていて笑。

「そっかー、めんどくさいんだー」

って聞きながら、側に座っていたら、

「だってさー、どう書くか、分かんないんだもん。」

と。

「そっか。じゃあさ、ここに大きくゆっくり書いてみっから。」

といって、書いて見せました。

「どう?いけそう?」

って聞いたら、

「うん、いける。」

だって。

 

 程なくしたら、他の子が

「レゴしよ。」

って誘ってくれました。

 それで、私が

(何を作ろうかな~)

って思って作り出したバスが、あまりにもどうってことがないのを見て、その彼が

「こんな感じじゃない?バスって。」

と言いながら、私の作りかけのバスを、ちゃちゃっと改造に改造を重ねて、入り口ステップ付き、座席付きのバスに作り直してくれました笑。お見事。

 あまりの手際よさに驚いて、児童館の先生に

「あの子、テンサイ!」

って言ったら、

「○くん、レゴ大好きなんですよ~」

と。なるほど。

 

 時間がきたから、

「じゃあ、またね~♪」

っていって事務所に帰ってきたけれど、なんか久々に、アイドリングの回転数を5割増しにした時間が過ごせて楽しかったな~。

 

改良されたバスと、彼のつくったトラック