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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。社会教育士。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。https://note.com/bandai_gradation/

■「知らないことだらけ」からスタートできるよさ

■「知らないことだらけ」からスタートできるよさ

 

 午前中は、「地域学校協働活動ハンドブック」「地域学校協働活動 地域と学校をつなぐコーディネーター応援BOOK」そして、磐梯町郷土教育副読本「わたしたちのきょう土 磐梯町」を並べて、あっちを読んだりこっちを読んだり。そして、気付いたことをメモしたり。贅沢な時間。

 

 「お?もうすぐ11時になるなー」

って頃に、またまたセンターの仲間と一緒に、近隣の小学校へ。昨日の続きの、1年生の下校付き添い。

「あー、ももちゃんきた~!」

「もっちゃんでしょー」

なんて、わいわい迎えてくれるも案外うれしい笑。

 

 今日は、先日より、大所帯で10人以上の1年生と歩いて15分?(1年生の足で)の児童館へ。またなた今日も何人かの1年生の名前を覚えることができました。

 

 センターに戻って、午前の続き。

 

 地域学校協働活動。大元の理念・目的。それに付随する重点事項や組織、運営に関すること。そこから学ぶことはもちろん多い。今日はまた1年生何人かとおしゃべりして、時々手をつないで歩いて、ああだこうだとやりとりする、そんな出来事とつなげて考えていくことなんだよな、とあらためて感じます。

 

 鳥の目、虫の目、っていうのかな。

 

 まだまだ地域の子どもたちのことはほとんど知らない。でも、こうして少しずつ一緒に過ごす時間も増えてきたし、これからも増えて行くだろうと思います。町のこともまだほとんど知りません。

 

 知らないことだらけ。そこからスタートできるのもよい。

 

「知りたい」と思う、そこから。

そういえば、昨年も子どもたちに

「分かんない?それが面白いんだね~」

なんて言っていたけど、まさに自分も今、そう笑。

 

 これから出会う、多くの子どもたちや先生方、地域の方々から教えてもらうことを通して、それが自然と「地域学校協働活動」の理念に重なって行くような、そんなこれからになっていくようにしたい。

 

 

芽吹く寸前の木が好き