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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■エピソードの共有がたくさんできるといいな

■エピソードの共有がたくさんできるといいな

 

 私は、毎日学級通信を出します。

 

 A4で1枚。上半分に大きく写真を1枚(ときに2枚並べて)、その下に10行ほどの文。

 文は、その写真のエピソードだったり、子どもの言葉だったり、私からみたその場面のよさや素敵さだったり、を書きます。

 

 

 毎日の教室エピソードをよりリアルに保護者の方々や職員室の先生たちと、好意的な優しい目で共有したいという思いからです。共有できているエピソードがあればあるほど、様々な背景やお互いの思いもわかり合える範囲も深さも増します。

 毎日の記録・ドキュメンテーションでもあります。

 

 そして、私にとっては、「子どもを真ん中に」の一つの具体的ツールで在り、学級づくりに欠かせないものです。

 

 今年度は、はじめて特別支援学級を受け持っていますが、かれらの見せる真剣な表情に、ドキドキしながら、邪魔しないようにそっとカメラを向けます。私の好きな一瞬。

 

 子どもたちも、嬉しかったり楽しかったり満足したりする学びや活動があると、

「これ、れんらくちょう(通信のこと)、かいて!」

と言ってくれます。

 

 「このことを、おうちで伝えたい!」

って思いは、大切にしたいな、と思ってリクエストにこたえます。