■エピソードの共有がたくさんできるといいな
私は、毎日学級通信を出します。
A4で1枚。上半分に大きく写真を1枚(ときに2枚並べて)、その下に10行ほどの文。
文は、その写真のエピソードだったり、子どもの言葉だったり、私からみたその場面のよさや素敵さだったり、を書きます。
毎日の教室エピソードをよりリアルに保護者の方々や職員室の先生たちと、好意的な優しい目で共有したいという思いからです。共有できているエピソードがあればあるほど、様々な背景やお互いの思いもわかり合える範囲も深さも増します。
毎日の記録・ドキュメンテーションでもあります。
そして、私にとっては、「子どもを真ん中に」の一つの具体的ツールで在り、学級づくりに欠かせないものです。
今年度は、はじめて特別支援学級を受け持っていますが、かれらの見せる真剣な表情に、ドキドキしながら、邪魔しないようにそっとカメラを向けます。私の好きな一瞬。
子どもたちも、嬉しかったり楽しかったり満足したりする学びや活動があると、
「これ、れんらくちょう(通信のこと)、かいて!」
と言ってくれます。
「このことを、おうちで伝えたい!」
って思いは、大切にしたいな、と思ってリクエストにこたえます。