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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

日常化する、日常化しているって何かな

「あ~、そう言ってもらえると救われる~笑」
って言われた笑。

 何がかっていうと。

 次年度計画について話し合う時に、ちょうど校内研究部会に混ぜてもらいました。
「今年度、全校授業研究会って銘打っての実施ってあんまりできなかたんだよねえ…」
って担当の先生が言うので、私は
「でも、それって全然気にしなくていいんじゃないかなあ。だって、一緒に授業をしたときにはそのあとすぐに意見交換したりしていたし。職員室の中では、常に子どもたちの頑張りや変化についてお互いに情報交換していましたよねえー。指導主事訪問の時の指導案作成だってみんなでコンセプトをつくって行ったし、そこに向けての学習の中では毎日ミーティングして楽しかったし。」

「できなかった、というより、『より日常化した』ってことじゃないかなー笑」

と、思ったことを言ってみた、ということ。

 

「授業研究会」というものを設定仕切れなかったなあ、と担当の方は気にしていたってこと。実際、周りのみんなは、担当の方が本当に一生懸命やってくれていたことを十分分かっているからそんなこと誰も気に留めていないんだけど笑。

 

 やらなきゃ、って感じてしまっていたんですね。


 「枠」を決めて行うことも、もちろんあってもいいとは思うけど、その「枠」がなくてもできること、やれていることって実はあると思ったんですね。
 
 名前を付けて行うと「やっている」ことが分かりやすくていいとは思うけど、本来であればそれが日常の中でごく当たり前に、緩やかに持続できていれば本当はそういう「枠」もいらないんだよな…と思う。
 
 何を大事にしていくか、していきたいか、についてみんなで考え続けていくことが大切なんだと思う。
 このことについては、もうちょっと考えてみたいなー。

 

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