昨日のニュースでの言葉。
確か、それを伝えるアナウンサーも
「こんな言葉が…」
みたいなことを始めに言い、このワードを出した。
生活苦になり、電気もガスも止められ、結果的に衰弱死したと思われる、みたいな報道だったと思う。
そういうことも想定していたので、行政は電気やガスの事業者との連携を図る仕組みはつくっていたのだか…、というコメント。
「連携がとれていなかったとは考えていない、しかし、こういう結果になったので今後は…」
のようなことを行政の立場の方はコメントしていたように思う。
ご近所の方々もこの件を知らなかったようだ、とのこと。それはこの亡くなってしまった方々が、ほとんど周囲との付き合いもなく親戚縁者とも疎遠になっていたからのよう。
これだけ、情報化社会、といわれながら一番肝心な情報が伝わっていなかったという現実。
人を救うのはシステムじゃない。
「安心は人の中にある。」
と話してくれたのは、ゴリラの研究家山極寿一さんだったが、そのことを思い出す。
学校現場の私。
子どもたちに何を伝えるか、何を経験する場をつくるか、そこを考える。
なんと言葉にしていいか分からないニュースから。