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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

どんな1年になるか、するか。

「物事が従来通り進められなくなったときに、それにどう対処して未来を拓いていくのか。それがそのまま我々の学びである。」

「思考停止になり、何もできずに終わることなく、子どもたちをこの状況の中でどう育てていくか考える事が大切。」

 

「暗い未来ばかりを考えるのではなく、正しく恐れながら、だったら何ができるかを考えて行こう。」

 

 始業式を前に、こんな話をちゃんと話せる職員室であることが嬉しい。

 

 

「みんなの英知を結集して、ことにあたりましょう。」

 

震災の時に津波を経験したある方は

津波のときは、ただただ見ていることしかできなかった。今回はやれることがあるよね。だからやれることをやりつつ、子どもにとって何がいいかを考えよう。」

と。

 

 うんうん。

 

 こういうときこそ、安定的に立つ。そこだなあ。

 

 校訓「たくましく生きよ。」は震災を経て、学校にもたらされた言葉。

 

 刻々と変化する状況の中で、今なら何ができるかできないか、その判断を柔軟にしながら、しなやかに。そして笑うことも大切に。

 

 どんな一年になるか、するか。

 

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