「物事が従来通り進められなくなったときに、それにどう対処して未来を拓いていくのか。それがそのまま我々の学びである。」
「思考停止になり、何もできずに終わることなく、子どもたちをこの状況の中でどう育てていくか考える事が大切。」
「暗い未来ばかりを考えるのではなく、正しく恐れながら、だったら何ができるかを考えて行こう。」
始業式を前に、こんな話をちゃんと話せる職員室であることが嬉しい。
「みんなの英知を結集して、ことにあたりましょう。」
震災の時に津波を経験したある方は
「津波のときは、ただただ見ていることしかできなかった。今回はやれることがあるよね。だからやれることをやりつつ、子どもにとって何がいいかを考えよう。」
と。
うんうん。
こういうときこそ、安定的に立つ。そこだなあ。
校訓「たくましく生きよ。」は震災を経て、学校にもたらされた言葉。
刻々と変化する状況の中で、今なら何ができるかできないか、その判断を柔軟にしながら、しなやかに。そして笑うことも大切に。
どんな一年になるか、するか。