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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

くっそー、コロナめ~。こうなったら…


 くっそー、コロナめ!

 おかげで、みんなと一緒に学ぶチャンスが減ったじゃないか…。
もちろん、いのちと健康を守るための明日からの休校措置はやむを得ない。

 だから、くっそー、コロナめ~、なのだ。

 しかし、だからといって「くっっそー」とばかりは言っていられないのだ。

 ある意味、予想通りの「休校」。

だから、久々の担任復帰で感度が鈍っているとはいえ、自立的協働的に学ぶマインドと実際を自分なりに始業式から3日間凝縮して子どもたちに伝えつつ、できる準備をしてきた。

 自主学習の進め方も、不十分ながらインストラクションと少々の練習もした。本当は、今週1週間で、自主学習の練習をもう少し積み、自分で教科書を使い読み込んで学べるようにする練習もしたかったんだけど。

 仕方がない。

 明日から休校だから、今日の1日で、練習する。

 家庭科では、生活時間のマネジメントを扱う。ちょうどいい。今日は「コロナ休み期間の学習・生活スケジュール」(自分の時間割表)をつくって、お試しにやってみる、そんなプレ「コロナ休み」体験だ。

 幸い、学級は6年生4人。それも賢い子たちだ。やれる。

 学童がない僻地校だから、時々学校に来ることもできる。
 その時に、サポートもできる。


 教室で一緒に学べなくても、みんなと学ぶことはできるはずだ。

「たくましく生きよ。」の校訓を地で行く、そんな期間に転化してしまえ。
「たくましく学べ。」だ。


 今日の通信には、

コロナウイルスのせいで、私たちは、「みんなで一緒に学ぶ」という貴重な6年生としての」スタート時期の多くを失ってしまいます。しかし、ここでバラバラになってはいけません。学級という場で集まれなくても、それぞれが自分で自主的に学び(知識や技を集め)、離れても頑張って学んでいる仲間を思い、時々一緒に学べるときに認め合う、そんな場を作ることができれば、もしかすると、本当に「記憶に残る1年」にすることができるかもしれません。そうしちゃいましょう。

「コロナめーーー!!!」

 

と書いた。

 

 

 

大人もチャレンジだな…。

 

 コロナに負けるな~!

 

 

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