「すべてのことを迷うことなく堂々としてできたら、心は成長しないのです。」
ある本を読んでいて出会った言葉。
迷うから成長する、迷うから決められることもある。
そして、堂々と決めているように見える人だって、きっと迷っている。迷っていた。この先もきっと迷うだろう。
その後に出てきた
「できないことはすばらしいです。」
そうだね、そもそも「できない」のである。「できる」と「できない」は表と裏。
「できない」面にもちゃんと目を向けているってことでいいじゃないか、と。
「ここまでは、まあがんばってきたかな。でもまだまだできないことだらけだな…」
自分に向けても子どもたちに向けてもいいたいかな。
「お?できたの?いいね!じゃあ、また次の『できない』を探しにいこうぜ~笑」
そんな風にやりとりが子どもたちとしたい。
それが、今、学校に子どもたちが来られないからやれないところがもどかしくて仕方が無い。
「え?できない?おおー、それはいい勉強しているってことさー、あはは~」
「できない、はスバラシイのだ!笑」
「おーい、〇くんがここ、できないんだって~。だれか一緒にやらない~?」
そんなことをゆっくり教室でやっていきたいと思っている。
それは、やっぱりライブだからできることでもある。その場が大事だし、その場につながる過去のいろんなことや情報が絡んでの
「おーい」
だから。
そのメンバーみんなが共有している体験や情報、感情の中の一致点みたいなものをみんなで見つけ合うのを楽しむ、そんな場であればいいし、そういうが大事なんだよねって思っている。それは今でも変わらないかな。
だから、オンライン、オンラインって言われても
(そういうの、どうなのさ~)
って気持ちも正直、ちょっとある。
これまで大事だと思ってやっていた「こと」が、今は、今まで通りには、できないってこと。制約が多すぎる…。もしかしたらこれからもしばらく続く?
うーん、できない…。
そうか…。やっぱり、子どもたちと相談するしかない。
みんなで迷おうではないかー。