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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

路地をあるく

 学校の臨時休業が続いている現在。

 

もちろん、私たちは「休業」ではないので、こんな中だからこそ必要ないろんな仕事が出てきます。イレギュラーなものも多く、その都度考え対応が必要なものもあるから、それはそれでなかなか、です。

 

 とは言え、こんな時です。

「いつもと同じような仕事をしていても仕方がないよね」

ということで、けっこう地域に出かけることも大切にします。

 

 「地域と共にある学校」「コミュニティスクール」を目指すからには、地域の中に自分たちが主体的に入っていかないと、と思うからです。

 

 この日の午前は町内のある地区へ。

小さな漁村。

 斜面に集落があり、路地もたくさんあって歩いているだけで楽しい。出会う人とおしゃべりしたりしながら。

 知っているお宅には

「こんにちは~?」

とかちょいとよって声かけたり。

 

 「ゴロゴロゴロ…」

と工場から音がするので、

(お、ラッキー!)

と思ってのぞいてみたら、予想通りこの日は、とろろ昆布を手挽き加工で削っていました。そこでおしゃべり。

「ここ3,4年さ、昆布があんまりとれなくなってるんだよな…。困ったもんだなあ…」

「商売になんねえんだなあ…」

そんな話も聞くと、いろんな地域課題についても、よりリアルに感じられます。

 

 コロナ関連でも

「先月、今月、全部キャンセルで…」

なんて声も別なところで聞いたり。

 

 歩いていると、いろんな情報に出会います。

 

 神社の階段には、なぜかウニのカラがたくさん…。

 

 カラスが運んできたのかな??

 

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