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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

一律45分じゃ区切れないね、当たり前だけど。

 

 「マスクが不足している今だから」
と以前ご支援で送っていただいた、マスク用のガーゼ布がありました。

 「子どもたちと一緒にマスクつくりができたらいいなあ」
と思っていたので、登校日はいいチャンスでした。

 併設中学校の家庭科の先生に教えてもらいながら、6年生がマスク制作。

 いわゆる「1時間目」という枠でやる予定で、終わらなかったら続きはまた今度、になるかなと思っていました。

 当然その」「1時間枠」では収まらないのですが、中学校の先生が
「このままやっちゃいましょうか?(^^)」
と言ってくださいました。

 なんとうれしい!


 引き続き、行い、完成!
「できた!」っていうのがやっぱりいいですね。


 子どもたちは、できたマスクを実際にしてみて
「今度から、これ使おうっと。」
などと嬉しそう。

 やっぱり、完成するって大事だなあ、と思った瞬間でした。
流れにのって完成するまでやる、途中で切らずにそこまで。

 登校日、という普段のタイムテーブルよりは緩やかな感じの日ではありましたが、実はこんな時間の使い方が、大事なんだと思います。


 区切らない、邪魔しない。夢中になっている時はそのままでいい。


 完成したマスクを見せ合ったりして喜んでいる彼らを見ながら、「流れ」とか「勢い」とそんなことを感じながら、時間の波をつくっていきたい、いこうと思いました。

 

 

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