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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■タイミング

■タイミング

 

専科の先生がご都合でお休みだったので
(その時間どうしようかな?他の教科をやろうかな?)
と一瞬考えたけど。

 でも前日から子どもたちは、
「ね、今度の節分集会の計画どうする?」
なんて話も始めていたし、その日の朝も4年生と役割分担について話し合っていたし…と考え直して、
「4時間目なんだけど、どうする?節分集会の準備や計画を詰めてしまうかい?」
と相談してみました。
 そうすると
「うん、それがいい!」
って言うので、そうすることに。

 プログラムの印刷や、鬼の絵を描いたり、下級生へのアンケートの作成など一気にすることができました。
「卒業前の最後の集会だから、みんなと楽しくやりたいよね~♪」
なんて言いながら、みんなでに笑いながら準備している様子を見ながら、
(こういう時間もとっても大切だな)
(ああ、そんなふうに感じながら、集会の準備もしているんだな)
と私も感じるものがありました。


 結果、給食前の、なんとも和やかなゆったりした時間になりました。
笑顔で一緒に過ごしながら一気に準備も進み、
「楽しみだねー」
って気持ちで集会に向かえるとすれば、なかなかいい時間の使い方だったんじゃないかな、と思いました。

 

 タイミングってあるなーとも。


 他の教科を進める、とか安直にしてしまわないでよかったな。

 子どもたちの様子を見て、一緒に相談する。そういうプロセスも大事にしたいな、と感じました。

 

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