■「プレイフル・ラーニング」
「『楽しさの中での学び』を効果的に表現する手法が、形成的評価だったと思います。形成的評価は、プロトタイプをいったんつくり、それに対するフィードバック情報を集め、さらにブラッシュアップを続けていく手法です。プレイフル・ラーニングを形づくるためにも、この手法の思想は活かされているような気がします。」
「評価」という言葉と私がいま関心がある「遊び」をつなぐものがなかなか見つけられなかったけれど、そうか、「形成的評価」って考えればいいのか。
今ここ、が完成形ではなくて、オンゴーイングな働きかけ、介入、その先にプレイフルが生まれる。つねに「続く」状態。
即興的、でいられること。それでいいという気持ちの余裕、かな。遊び心。
予定調和ではないって、つまり、そういうことだなあ。遊びもはじめから答えとかゴールがある訳じゃなくて、やりながら考え作っていく。途中で
「いいこと思いついた!」
ってなったら、そっちにいく、そんな感じ。
うまくいかなくなったら
「うーーーーーん…」
となって、また考える。動いたり止まったり、速く進んだりのろのろだったり。
不安定だけどそこがおもしろい、っていうかそこをおもしろがるっていうか。
自分で「動く」(これは思考も含めて)から、みんなが一緒に、というわけには行かない。舵取りは基本、自分。でも一人ばっかりだと遊べないし誰かと遊んだほうが楽しいし新しい「いいこと」も思いつく。その方が、自分にとっていいってこと。
そんな中で、お互いにオンゴーイングな「形成的評価」をし合う、そんなイメージ。
そうなってくると、「自分たちで」きっとなんかしらの企画を立ち上げていくだろうし、それがちょっとした「まつり」になっていったりする。観客じゃなくてプレイヤーになるってこと。
「自分たちで『舞台』をつくりあげ、自分たちで舞台に上がって楽しみ、学べばいい」
そういうことだなー。そうなると教師だって、一人のプレイヤーとしてそこにいればいいんだな。
プレイング・マネージャーみたいなもんかな。
「もっちゃん、そうじゃなくて、こうしたほうが面白くないですか?」
って言われるようになればいいんだな…。
いいこと思いついた(^^)。