他者の言葉をていねいに受け取ること。
話を最後まで聴いて、言いたいことの背景がきっとあるはず…と思って丁寧に聴く。
そうすると
(ああ、そういうことか。)
って分かるようにだんだんなっていく。
いいとか、悪いとか、正しいとか、誤っているとか、とかく自分の物差しで決めつけてしまうときもある。
そういうことも含めて「知っておく」と、
(まてまて)
と自分にブレーキをかけることができたり、
(ああ、あの人は今は自分の物差しだけで決めつけようとしているのかな、どうしてかなー?)
なんてことも考える(感情的にならずに)ことができる機会が増えてくる、はず。
国語だって算数だって社会だって、道徳だって、ぜーんぶ同じで、人と人の間でどうやって自分のハッピーと他者のハッピーを作り出していけるか、そこを考えよう、考えるための知識や技能を得よう、そのプロセスこそ、そのためのアクティビティにしちゃおう、そんな感じだよね、って思う。
だから、教科の区切りなんて、あったほうが便利なんだけど、心の中では「まぜまぜ」しているほうがいいと思うし、子どもにも、
「まぜまぜしなよー」(笑)
って言って置いた方がいいなー、って思う。
1年かけて、ずっと「基本的人権の尊重」の学習をするみたいなもんだな~。