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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。社会教育士。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。https://note.com/bandai_gradation/

まぜまぜ

 他者の言葉をていねいに受け取ること。

 

 話を最後まで聴いて、言いたいことの背景がきっとあるはず…と思って丁寧に聴く。

そうすると

(ああ、そういうことか。)

って分かるようにだんだんなっていく。

 

 いいとか、悪いとか、正しいとか、誤っているとか、とかく自分の物差しで決めつけてしまうときもある。

 

 そういうことも含めて「知っておく」と、

(まてまて)

と自分にブレーキをかけることができたり、

(ああ、あの人は今は自分の物差しだけで決めつけようとしているのかな、どうしてかなー?)

なんてことも考える(感情的にならずに)ことができる機会が増えてくる、はず。

 

 

 国語だって算数だって社会だって、道徳だって、ぜーんぶ同じで、人と人の間でどうやって自分のハッピーと他者のハッピーを作り出していけるか、そこを考えよう、考えるための知識や技能を得よう、そのプロセスこそ、そのためのアクティビティにしちゃおう、そんな感じだよね、って思う。

 

 だから、教科の区切りなんて、あったほうが便利なんだけど、心の中では「まぜまぜ」しているほうがいいと思うし、子どもにも、

「まぜまぜしなよー」(笑)

って言って置いた方がいいなー、って思う。

 

 1年かけて、ずっと「基本的人権の尊重」の学習をするみたいなもんだな~。

 

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