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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。社会教育士。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。https://note.com/bandai_gradation/

環境の中で、一人一人は表現する自分を変えてくるんだよね

 先週末は、宿泊体験学習でした。

 

 もともと過疎化が進んでいた地域に震災が重なり、地域の3校は学校はどこも小規模です。小規模には小規模のよさがすごくある、って思っていますがもちろん弱点もあるわけで。

 

 「子どもが少ない」は、強みにもなり弱みにもなります。強みを活かし弱みをカバーする?ためにも3校合同の宿泊体験学習でした。

 

 いやあ、楽しかった。

 子どもたちのいろいろな姿が見られたことも大きな収穫でした。

 

 いつもと違ったメンバー、違った活動、違った場。そんな中では当然、一人一人が違った一面を出してきます。それが実に面白く、嬉しい。

 

 「この子はこういう子だから…」ではないことが、実感として分かる、そんな感じです。

 その環境の中で、一人一人は表現する自分を変えてくるんだなあ、とあらためて思います。

 だからこそ、その環境の調整やプロセスも含めたデザインって大切にしたい。子どもたちと一緒につくる、それ。

 

 

 

 行く前は、不安を抱えていた子もいましたが、出発前の3校交流会を通してお互いに話したり相談したり遊んだりする中でそれもだんだん解消してきたみたいです。

 

 交流会における「どんな宿泊体験学習にしたいかというとね…」ミーティング。そこでは“協力”と“強力”を勘違いして?みんなで笑った出来事をベースに、なんとなくそれがキャッチフレーズになりました。「強力に協力して、もっと仲良くなる!」みたいな?

 

 

 大雨で、2日目の予定が出来なかったけれど、それでも子どもも大人も

「楽しかったー」

で終われた2日間でした。