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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

毎日ある、小さな「催し」それは給食だ…

■給食は毎日ある小さな「催し」なんじゃないの?

 感情の共有。

 どうかすると、そういうのも「言語」を介して、理解しようとしてしまうけどそもそも、そこからして考え直したほうがいいいのかもな…、と考えています。

 というのも、ゴリラ研究の山極寿一さんの本の記述の中で
「人間の身体の信頼性というのは、触覚、味覚、嗅覚、聴覚、視覚の順で薄れていく。」
というところがあって、それが、今までの自分の考えていたり感じてたりする部分と重なっているから。


(おお…)
と思ったんです。

 うまく言えないけど。

 そういえば、うちのクラスで、1日のうちで一番いい感じで華やぐのは給食の時間。

 一緒に食事をしながら、
「これ、おいしい!」
とか
「うー、これ嫌いなんだよな~」
とか言いながら、なんだかんだと交流するの、それが一番の感情の共有になってる気がする。

 
 給食は、毎日ある、最もふつうの「催し」なんじゃなかろうか…。きっとそうだ…。

 

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