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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■お互いの振り返りは、言語に加えて視覚、聴覚もあったほうがいいな~感情の共有~

■お互いの振り返りは、言語に加えて視覚、聴覚もあったほうがいいな~感情の共有~


 毎日の振り返りは、「振り返りジャーナル」で行っている。
「今日はどうだった?」
「よかったこと、困ったことは?」
「明日はどうする、どうなるといい」
 自分自身にそう問いかけながら、約4分くらい小さなノートに書いていく、そんな感じ。


 最近になって時々。
(なんだ、こういうのもいいじゃん)
と思って時々やっているのが、みんなでそこそこ距離を取りながら集まっての

 「おしゃべり振り返り」。

例えば、週末金曜日の振り返りの場はこのパターンにしている。

 なぜかというと、ジャーナルに書いたとするとそれを読むのは主に私だけになってしまう。他の友だちがどう感じていたか、その子の口から知ることができない。
 それではもったいないなあ、と思ったから。やっぱり、友だちの振り返りは、みんなで共有したい。
 
 だから今では、時々、「おしゃべり振り返り」。

 簡単。普段、ノートに書いていることを、口で話すだけ。
「今週はどうだったかというとね、…。で、その時はこう思ったんだよね。それで、よかったことは〇〇で、困ったことは□□。来週はって言うとー・・・」

 みたいな感じで順番に話していくやり方。

 友だちの口からリアルに言葉がみんなに向けて届けられること、表情や声のトーンなどもお互いに感じ取ることができるのが、やはりいいな、と思う。言語と一緒に視覚、聴覚も一緒に使うイメージ。
 ちょっとした「感情の共有」場面に育てていきたいな、と思う。

 振り返りジャーナルを書き慣れてきたあたりからもっと早く始めればよかったなあ。

 ホワイトボード・ミーティング®の定例進捗会議を、サークルになって口頭でやっている感じ。

 一人一人話して、そこに「質問&アドバイスタイム」もちょっと付け加えたりすると、そこが応答的な場になってもっといいかな~なんて考えている。

 

 そういえば、毎週月曜日の朝は、
「週末、どう過ごしていた?」
をテーマにしておしゃべりしていたから、その週末版みたいな感じなんだな。

 

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