絵本はいいなと思った、あらためて。
うちの他にも絵本の読み聞かせを定常的に行っているクラスがあります。
朝、教室をのぞきながら廊下を歩いていたら、その場面に。
しばらくのぞきこんで一緒に聞いていますした。
包丁を研ぐ、という場面があったときに
「あ、パパもやってたー」
という子もいて、そこからまた「研ぐ」ってどうだとか、うちではこうしているとか、誰がやっているだとか子ども同士でわいわいやっています。
そこを担任の先生もにこにこ聞きながら、上手に収めて、またお話に戻って行ったり。
絵本はエピソード、そのエピソードをきっかけにして子どもたちは自分や自分たちのエピソードを語り出す、先生はそこからいろんな学びや気付きが生まれるように場をつくる。そんな感じ。
学ぶことと生活することが区別ない世界がそこに生まれるなあ、と感じます。むしろ、生活の中に学びがあるんだな、ってあらためて。
カリキュラムマネジメント、なんて難しいことを言わなくても絵本の読み聞かせの中にもその要素はたくさんあるな。
絵本のエピソード、子どもたちひとりひとりのエピソード、クラスのエピソード、高学年になれば世の中のニュースや動向…。
エピソードから学ぶ、考えを交流する、深める。」
絵本の読み聞かせ、そんな小さなことからだっていろいろできるな、と感じました。
それもまた絵本を中心にした「サークル対話」でもある。