学校にいたら、地域の放送がなった。
「〇月〇日より、□浜と□浜の カキ筏の沖だし作業が始まります。」
「刺し網、定置網の移動をお願いします。」
みたいな内容。
それを聞いて、職員室の数名が
「おお!あれか!あれが始まるのか!」
という会話。
というのも、先日地域の漁師さん(であり保護者)数名に来ていただいて、
地域の「カキ養殖」「ホヤ養殖」についてあれこれ伺うミーティングがあったから。
そこで年間の作業のことや、仕事の実際、仕事への思い、あれこれを直接お聞きしていたから。その中で「沖だし」ってことも話題になっていたのです。
だから
「ああ!沖だしか!」
「始まったのか!」
ってなったわけです。
今までも、毎年この放送は学校にも流れ「沖だし」って言葉も耳に入っていたはず。
でも、違う。
直接、漁師さんから「沖だし」って言葉をきき、それが何のためにするのか、何をするのか、どうするのか、聞いたからこそ味わえる
「ああ!沖だしか!」
なんだな、と。
いつまでも「分からない」に向かい合っていたいな、と思う。
沖だし、今度はこの目で見てみたいな!