「名前は『箱』なんだ。本当はそんな名前はなくてもいい。」
「だけど、『箱』がないと人が集まってきてくれない。」
「願い、思いを共有することは、まあできる。大事なのは『プロセス』を共有すること。」
ある方とお話しながら、
(本当にそうだなあ…)
と感じたこと。
いろんな理念、名称、名前、やり方や方法。それには様々な名称がつくけど、それは「箱」。名称自体に中身はない。目印みたいなもんですね。
そこに旗を立てることが、理念や目標の共有ってことかな。「あそこを目指そう!」みたいな。
そこまでは、できるんだ、と。
大事なのは、そこまでいくプロセス、道筋。これは日常的でいろんなことが起こる。うまくいくこともあれば行かないことも。喜びもあれば辛さもきっとある。もめることだってあるだろう。まさに小さなエピソードの積み重ね。派手さはない。
そのなかで、物語を紡ぎ続け、オールメンバーで一緒に歩き続けるという気持ちを途切れることなく持ち続けていく、それも明るく軽やかに。そこなんだな。
これはまさに『学び合い』の考え方から学んだこと。
どんな組織、チームでも同じだな。