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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

こういうのがわたしの「ちゃんと」

 この日は、サツマイモ収穫祭。
 1~3時間目まで!
 
  サツマイモを洗うところから始まって、みんなで遊んで、そして食べての3時間。

 

 天気が良くて、秋のいい日射し。空は高く青くて、校庭の桜の木は所々赤くて。 

 ゆったりとした時間の流れの中で、大きい子から小さい子までが相談しながら遊び、笑い、作戦を立て、また遊び。
 その中に教員も一緒に入って遊んで、笑って。そんな豊かな時間。

 ああ…いいなあ。

   
 校庭の片隅にある丸太のベンチに腰を下ろして、そんな様子をみたり、時々一緒に加わったりしながら
(ああ、こんな時間の過ごし方、なんて素敵なんだろ…)
(なんかコロナ前の学校に戻ったっていうか…)

 

 子どもたちは、「ちゃんと」動いて、「ちゃんと」考えて、「ちゃんと」楽しむ。
 そもそも、子どもたちってそういう存在。どの子も本当にいいな、って思う。

 

こういう時間を「ちゃんと」大事にしたい、する文化をもちたいな、って思った。

 

 そうそう、この日は「時間どろぼう」はいなかったんだよね。

 

 この日のこの感覚を「ちゃんと」忘れないでいよう、みんなで確かめ合いたい,確かめ合おう。

 

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