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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。社会教育士。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。https://note.com/bandai_gradation/

■「あそびながら ぶつかる」

■「あそびながら ぶつかる」

 先日出会ったことば。印象的。

 ぶつかるのも「あそび」なんだな、と思う。
 ぶつかるから「あそべる」とも言えるかも。

 
 ぶつかることを恐れていたり回避ばかりしていたら、いつまでも本丸に行き着けない。

 そういえばSケンって遊びがあったなあ。あれは、まさに「あそびながら ぶつかる」だった。それもけっこう本気で笑。

 途中、安全地帯とかもあったりして、そこにいるとひと休みできる。一旦ぶつかるのを回避できるわけ。
 

 ぶつかるから、時に吹っ飛ばされたり、泣いたり、怪我したりすることも、まあ、あるんですけど。でも相手の陣地に突っ込んでいかないと「お宝」は採れないわけで。


 ここまで激しくなくても、「どん・じゃん」だったり「じんとり」「ろくむし」などなど、負けたら落ちるとか振り出しに戻るとかちょっと痛いとか笑、遊びの中で「ぶつかって」いたんだよな、と思う。

 そういう経験を、それなりにしていたな。

 
 だからなのか、分からないけど、私は子ども同士がぶつかっているときは、けっこうぶつからせておいている。
「おー、やれやれ笑」
とかって言っちゃう時もある。
 大概、彼らも中でうまくやるから。


 ぶつかる経験があるから、安心してぶつかれるんだよね。

「あそびながら ぶつかる」
 これって、けっこう感覚的なものだと私は思うから、その感覚って、やってみないと身に付いて行かないんじゃないのかな?って思っている。

 

 だったら、子どものうちの方が、きっといい。

 

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