■「あそびながら ぶつかる」
先日出会ったことば。印象的。
ぶつかるのも「あそび」なんだな、と思う。
ぶつかるから「あそべる」とも言えるかも。
ぶつかることを恐れていたり回避ばかりしていたら、いつまでも本丸に行き着けない。
そういえばSケンって遊びがあったなあ。あれは、まさに「あそびながら ぶつかる」だった。それもけっこう本気で笑。
途中、安全地帯とかもあったりして、そこにいるとひと休みできる。一旦ぶつかるのを回避できるわけ。
ぶつかるから、時に吹っ飛ばされたり、泣いたり、怪我したりすることも、まあ、あるんですけど。でも相手の陣地に突っ込んでいかないと「お宝」は採れないわけで。
ここまで激しくなくても、「どん・じゃん」だったり「じんとり」「ろくむし」などなど、負けたら落ちるとか振り出しに戻るとかちょっと痛いとか笑、遊びの中で「ぶつかって」いたんだよな、と思う。
そういう経験を、それなりにしていたな。
だからなのか、分からないけど、私は子ども同士がぶつかっているときは、けっこうぶつからせておいている。
「おー、やれやれ笑」
とかって言っちゃう時もある。
大概、彼らも中でうまくやるから。
ぶつかる経験があるから、安心してぶつかれるんだよね。
「あそびながら ぶつかる」
これって、けっこう感覚的なものだと私は思うから、その感覚って、やってみないと身に付いて行かないんじゃないのかな?って思っている。
だったら、子どものうちの方が、きっといい。