先日、たまたまテレビを付けていたら、「病院ラジオ」という番組が始まっていました。見入ってしまいました。
なんかね。そこに「居る」、健康で居る、楽しく居る、それでもう、本当は十分なんだよな、やっぱり、と思いました。
そんな一番大事なことを、ついつい忘れがちになります。
なんでだろうね。
いろんなことを削ぎ落としていって最後に残る大切なことってそこだったのに。
震災の後、この地区の、子どもたちに関わる人は、
「生きてここに集まって、いっしょに学び、過ごせることの価値」
を誰もが、それぞれの言葉で確かあったのです。
健康であること、当たり前の毎日が当たり前に送れること、そこに居て他者とよりよく楽しく関われること。
それでけでもう百点じゃないか、と思います。
外からの物差しで「成長」とかいって、子どもに求めなくていい。
生きて、居て、その上でなりたい自分に向けて、変化していければいいじゃないか、それで十分だな…と感じました。それぞれが。
もちろん、子どもたちの様子や求めに応じて、変化することへの刺激や環境調整は大切にしたいと思うんですけど。