ぼんやりラジオを聞いていたら
「こころは、小さなエピソードの中にある」
という言葉が耳に入ってきた。
そこだけがポンって感じで。
期せずして、昨日は
「エピソードって…」
を考えていたところだったからかもしれない。それに、
(エピソードで話せるかどうかってことが、肝心だよな。それが思い出せない、語れない時って自分があまりよく見ていなかったり、自分を真ん中に置きすぎているときだもんな…)
と思っていたりするから。
この「こころは、小さなエピソードの中にある」って言葉。
自分や他者の、「小さなこころ」に気付けているのかな?気付こうとしているかな…?そんな風にも思った。
生活綴り方では、よく「心が動いたことを、順序よく丁寧に書く」「見たことを見たとおりに、聞いたことを聞いたとおりに、思ったことを思った通りに」なんて伝え方をする。私もそいいうふうに伝えてきたと思う。
でも、今はどうかな。
自分の心が動いたところ、を自分できちんとキャッチできているだろうか。立ち止まって、
(ん?)
って確かめているかな…。
「心が動いた場面はどこだろう」
そんな問いをもって、ちょっと生活してみよう、そんな風に感じた。自分にとってのエピソードを「ちゃんと」見つける、気付ける。
それ、けっこう楽しいよな、と思ったりしている。
「小さな」エピソード探し。