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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

「こころは、小さなエピソードの中にある」

 ぼんやりラジオを聞いていたら

「こころは、小さなエピソードの中にある」

という言葉が耳に入ってきた。

 

 そこだけがポンって感じで。

 

 期せずして、昨日は

「エピソードって…」

を考えていたところだったからかもしれない。それに、

(エピソードで話せるかどうかってことが、肝心だよな。それが思い出せない、語れない時って自分があまりよく見ていなかったり、自分を真ん中に置きすぎているときだもんな…)

と思っていたりするから。

 

この「こころは、小さなエピソードの中にある」って言葉。

 

 自分や他者の、「小さなこころ」に気付けているのかな?気付こうとしているかな…?そんな風にも思った。

 生活綴り方では、よく「心が動いたことを、順序よく丁寧に書く」「見たことを見たとおりに、聞いたことを聞いたとおりに、思ったことを思った通りに」なんて伝え方をする。私もそいいうふうに伝えてきたと思う。

 

 でも、今はどうかな。

 

 自分の心が動いたところ、を自分できちんとキャッチできているだろうか。立ち止まって、

(ん?)

って確かめているかな…。

 

「心が動いた場面はどこだろう」

 そんな問いをもって、ちょっと生活してみよう、そんな風に感じた。自分にとってのエピソードを「ちゃんと」見つける、気付ける。

 

 それ、けっこう楽しいよな、と思ったりしている。

 

 「小さな」エピソード探し。