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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■えんたく

 教室に円卓を置いています。

 子どもたちや私がそこに集ったり、一緒に学んだりしする場にしています。

 もうここ何年もそうしています。

 

 入れ始めた当時は、教室に円卓があるって何か奇異に感じた人も多かったかも知れません。(10年前くらいは、座卓を入れたこともありました。それはそれでかなり使い勝手がよかったです。)

 

 教室環境が与えるメッセージってけっこう大きい気がしています。

 

 円卓があることで

(ここはみんながフラットに話したりきいたりする場なんだ)

(そうやって学び合う場なんだ)

(自分の居場所は、自分の机だけじゃないんだ)

(学ぶ場は自分で選択していいんだ)

そんなメッセージを、私は伝えているつもり。

 

 作業場としてもいいけれど、それ以上の役割を円卓には果たしてもらっているんだな。

 

 その円卓も、その時々で役割を変えるわけですが。

 

 

 ん?職員室にも、そんな円卓(円じゃなくてもいいんだけど)あるといいですよね。そこで集って話し合ったり、おしゃべりしたり、お茶のんだり。