■「反応」してしまったんだな
先日のこと。
あまりに暑いので、
(そうだ、コメダ珈琲でさまざま作業を進めよう!)
と思って出かけました。
さて、とPCを開くと、私の後ろ側のボックス席に、一人の男性が入りました。
その男性、やおらPCを立ち上げたと思ったら、どうやらZoomのミーティングルームに入室したようで、そこで話し合いが始まりました。
私の感覚だと、
(え?ここでそれするの?)と感じたんですよね。
あれこれ話し合う、そんな声をなんとなく聞きながら
(え~?お店でZoomに入る~?私的にはありえないな…)
となんとなくもやもやし、正直言うとちょっとイライラした感じになってしまいました。
しばらくの間、
(ここで~?まじか~?)
なんて思っていたんですが、なんでしょう、私も慣れてきたのかな?、その男性がなんとなく声を小さくしながら、周囲に気を遣っているような参加の仕方をしているみたいな、そんな雰囲気も感じ取れるようになったのです。
それで、私の捉え方もちょっと変わってきまして、
(まあ、いいか。席で何人かがしゃべっているのと変わらないといえば変わらないしなー)
と思えるようになりました。
最初は、「私の常識」が反応して、
(ありえないよなー)
と直感にスイッチが入ってしまったのですが、ちょっと冷静になって考えてみると、そこまで腹を立てる必要も無いな…ということに気が付きます。
「私の常識」が「反応」してしまったのかな。それで、状況を受け取る前に脊髄反射をして
(ありえん!)
スイッチが入っちゃった…。いけませんね。
自分の価値観や常識にないものに突然直面してしまうと、こうした「脊髄反射」スイッチが入ってしまうことがあるんだ…そんなことを自覚できたことはよかったことでした。気をつけよう。